現役小学校教師が語る幸せな子育て法!小学生の勉強法伝授!

ユーモアのある子どもにするには?家族で笑うようにしよう!

 

いつの時代も、どんな場所でも、
先生や周りの友達から好かれる子どもは、
よく笑うユーモアのある子どもです。

 

 

ただ何でもゲラゲラ笑うだけでなく、
人の話を受け止めて笑うことができる。
嫌なことも笑い話にして笑うことができる。
そんな子どもはみんなに愛されます。

 

 

私の若いころと違い、今の子どもたちにとって、
お笑い芸人は憧れの仕事になっています。

 

 

現代において、笑いのセンスやユーモアというのは、
コミュニケーションにおいて
必要不可欠と言ってもいいでしょう。

 

 

今回はユーモアのある子どもの魅力と、
それを育む家庭について書いていきます。

 

 

笑いの分かる人は素敵!

 

 

笑いの分かる人と言うと、
お笑い芸人のように
ドッカンドッカン人を笑わせる。
そういった人を想像するかもしれません。

 

 

しかし、本当に笑いの分かる人と言うのは、
どんなことでも笑いに変えられる人だと思います。

 

 

自分の失敗を笑われてしまった時に、
笑ってもらえてうれしい!
そんな風に思えたら最高ですよね。

 

 

以前担任していたことで、
何でも笑いに変えてしまうA君がいました。
A君は面白いことをバンバン言って目立つ子
という訳ではありませんでした。

 

 

しかし、自分が失敗した時のコメントや、
失敗した人のフォローというのが、
抜群に面白かったのです。

 

 

例えば宿題を忘れてきてしまった時に、
「先生、めいっぱい怒ってください!
懇談会でお母さんに言う気がなくなるくらい!
お願いします!さあ!どうぞ!」

 

 

普段宿題を忘れないA君なのですが、
クラスみんなの前で私に大きな声でそう言いました。
ふざけていると叱る先生もいるかもしれません。
しかし、私は笑ってしまい叱る気になれませんでした。

 

 

クラスで静かに読書をしている時に、
ある女の子がオナラをしてしまいました。
普通だと「誰だ誰だ?」と犯人探し。
その子はつるし上げを食らうところです。

 

 

その時A君は「身が出なくて良かったね〜。
俺この前オナラした時に出ちゃったもん。」
と、オナラの音の後に間髪入れずにコメントしました。

 

 

クラスは大爆笑!オナラをした子は、
全く触れられず終わることができました。

 

 

後から聞いた話だと、
オナラをしてしまった女の子は、
A君のことがそれからずっと好きだったそうです(笑)

 

 

相手を見下して笑いにするのではなく、
自分の失敗を笑いに変えて終われる。
そういった人はとても魅力的です。
私もA君が大好きでした。

 

 

同じ物事があったとしても、
1人は悲観的にとらえてしまい、
1人は笑い話としてとらえている。
どちらが強い人間かは、分かると思います。

 

 

笑いの分かる人は魅力的!
これは確かだと思います。

 

 

笑いの分かる子どもにするには

 

 

小学校の低学年くらいまでは、
子どもは大人から見るとくだらない、
馬鹿みたいなことを喜んでやります。

 

 

特に男の子は、いつまでたっても、
そういったことが大好きです。
45歳になる私の主人は、
今でも毎日馬鹿みたいなことをしています(笑)

 

 

こういった馬鹿みたいなことをしている時に、
「何しょうもないことやってるの」
と、冷たくあしらったり、
ましてや叱ったりしてはいけません。

 

 

人前で馬鹿になれるというのは、
それだけで素晴らしい能力なのです。
母親から見たらくだらないと思うことも、
笑ってあげましょう。

 

 

ご主人が同じように馬鹿みたいなことをしていたら、
一緒になってやってあげてもいいでしょう。
子どもは、人前で馬鹿になれることが良いこと
そういう風に学習してくれます。

 

 

逆に、人前で馬鹿なことをするのは、
恥ずかしいことだと学んだ場合、
ちょっと人から馬鹿にされただけで、
腹を立てるつまらない人になってしまいます。

 

 

学校でこんなことをしていたら恥ずかしい!
そう思うのも分かりますが、
恥ずかしいことを恥ずかしがらずやれる。
そういう人を周りは愛してくれます。

 

 

大勢の前で話をしたり、
人前で何かを発表するというのは、
多少なりともバカになるスイッチが無いと、
上手にやることはできません。

 

 

教員の中でも真面目な人がおおいですが、
子どもの前で進んで馬鹿になれる先生を、
子どもたちは大好きです。

 

 

家庭の中で子どものそういった部分を、
笑いながら育ててあげてください。

 

 

最後に

 

 

私の長男は、昔から(私から見ると)
くだらない、よく分からないことを、
家でやってはニコニコしていました。

 

 

その姿がかわいくて、特に注意もせず、
私は一緒に笑っていました。
懇談会で聞く話だと、学校でも友達の前で
同じようなことをやっていたそうです。

 

 

担任の先生によっては、
嫌がっているのを感じましたが、
それを良いところと評価してくれる先生もいたので、
私は注意しないことにしました。。

 

 

そのおかげかどうかは分かりませんが、
昔から友達には不自由することも無く、
「面白いヤツ」という風に
周りの友達は認識してくれているようです。

 

 

また、生徒会長として全校生徒の前で
話をしている姿も目にしていました。
母親のひいき目もありますが、
とても堂々としていました(笑)

 

 

笑いの分かる子どもに育てたことだけが
要因ではないと思いますが、
きっとそれも関係しているのだと思います。

 

 

笑いのある家庭の中で、
ユーモアのある子どもを育てましょう!

 

 

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