現役小学校教師が語る幸せな子育て法!小学生の勉強法伝授!

勉強する習慣は親の協力が必要!習慣にするまでは手助けを!

 

 

うちの子は家に帰っても全然勉強しません。
部屋の勉強机がただの物置になっています。

 

 

懇談会などで、保護者の方からよく聞く言葉です。

 

 

どうすれば家で勉強するようになりますか?

 

 

という質問もよくされますが、
この答えはシンプルです。

 

 

家に帰って勉強するというのが、
習慣になるようにすることです。

 

 

習慣というものは、不思議なもので、
一度定着してしまうと、
それをやらないと気持ち悪くなってきます。

 

 

家に帰ったら手洗いうがいをする。
夜寝る前にお風呂に入って歯を磨く。
朝起きたら顔を洗ってトイレに行く。

 

 

みなさんも思い出してみると、
色々な習慣によって生活が成り立っていることに、
気が付くと思います。

 

 

その習慣の中に、「勉強をする」
というものを組み込むことができてしまえば、
後は子どもが勝手にやるようになります。

 

 

今回は家庭での勉強を習慣化する方法と、
親の協力の大切さについて書いていきます。

 

 

習慣の力はすごい!

 

 

野球選手のイチロー選手は、
試合のある日は、毎朝必ず、
同じ行動をとるようにしているそうです。
いわゆるルーティーンですね。

 

 

この行動を続けることによって、
自分の心の中に余分な波が立たず、
試合に集中できるそうです。

 

 

毎日同じ行動をとるなんて絶対ムリ!
そう思われる方もいるかもしれません。

 

 

しかし私は、習慣の積み重ねによって、
人の生活は成り立っているものだと考えています。

 

 

朝職場についたら、コーヒーを必ず飲む人。
食後にタバコを吸って一服する人。
困った時に髪をいじるクセのある人。

 

 

すべては習慣によってできたものです。
これを一つでもやめようとすると、
心理的にすごい負担があるはずです。

 

 

私も朝起きたら必ずヤクルトを飲むという、
変な習慣があります(笑)
朝起きた時に冷蔵庫にヤクルトが入っていないと、
不安で朝からソワソワしてしまいます。

 

 

タバコを吸う人も、お酒を飲む人も、
ニコチンやアルコールの依存というよりは、
生活の中に習慣として組み込まれているために、
やめられない場合がほとんどだそうです。

 

 

夜寝ている時に、タバコが吸いたくて起きる人や、
昼間の仕事中にお酒が飲みたくて、
我慢できない人はほとんどいないでしょう。

 

 

朝起きた時にタバコを吸う。
仕事が終わったらお酒を飲む。
こういったことが習慣になることで、
そのタイミングで我慢できなくなるのです。

 

 

悪い習慣の話ばかりしましたが、
これを良い面で利用することも可能です。

 

 

子どもの生活習慣の中に、
家庭で勉強することを組み込むことで、
勉強しないと気持ち悪い。
そういった感覚にすることが可能なのです。

 

 

どうやって勉強を習慣にするの?

 

 

勉強を生活習慣の中に組み込むことで、
子どもが家で勉強するようになることは、
先ほどまでの説明で分かってもらえたでしょう。

 

 

では、どうやって勉強を習慣にするのか。
これには親の協力というのが、
絶対的に必要です。

 

 

以前私のクラスにいたA君は、
とても勉強ができる子でした。
しかも、学習塾に行ったり、参考書を買ったりは、
一切していなかったそうです。

 

 

A君は夕飯が終わると、
必ずランドセルから今日習った学習ノートを出して、
今日学校で習った内容を、
おばあちゃんに報告していたそうです。

 

 

A君のおばあちゃんは、
いつもA君に教えてもらいながら、
小学校の勉強をしていたそうです。

 

 

おばあちゃん子だったA君は、
勉強が分からないおばあちゃんのために、
毎日ノートにメモを取りながら授業を聞き、
家で教えることを続けていたのです。

 

 

ひょっとしたらA君のおばあちゃんは、
小学校の内容くらい分かっていたかもしれません。
しかし、A君の説明を聞きながら、
熱心に勉強をしていたそうです。

 

 

この話の中で一番のポイントは、
保護者が子どもと一緒に学習習慣をつくったところです。

 

 

朝、顔を洗ったり、ご飯を食べたり、
家に帰って手洗いうがいをしたりというのは、
親がやっている姿を見ることで、
子どもの習慣として成立したものです。

 

 

勉強をしない、やる気がない。
そう言っているおうちの方に私が言いたいのは、
親が一緒に勉強していれば、
絶対にやるようになるということです。

 

 

やる時間はいつでもかまいません。
仕事でも、資格の勉強でも何でもいいです。

 

 

子どもと一緒に机に座って、
勉強する姿を見せることが大切です。

 

 

そんなことやる時間はない!
子どもは暇だから勉強できる!

 

 

そう思われる方は、残念ながら、
子どもに学習習慣を定着させることは、
難しいと言わざるを得ません。

 

 

親が家に帰ってゆっくりしている時間に、
子どもにだけ勉強しなさいといっても、
子どもは素直に聞き入れないでしょう。

 

 

親が一緒に机に向かう。
これを続けることによって、
子どもは自然と一緒にやるようになります。

 

 

大切なのは、
必ず同じ時間に、同じ時間だけやる
ということです。

 

 

習慣になるまでは苦しいかもしれませんが、
今日はやめておこうということが、
親も無いようにしないといけません。

 

 

こうして勉強する習慣ができたなら、
後は子どもが勝手にやってくれるでしょう。

 

 

もう一度言いますが、習慣化するまでは、
親が誰よりも頑張らないといけません。

 

 

最後に

 

 

 

私はあまり仕事が早い方ではないですので、
いつも家に仕事を持ち帰っていました。

 

 

夕飯が終わった後に、テストの採点や、
明日の授業の準備をやることが、
私の習慣になっていました。

 

 

息子や娘達は、夕飯の後に、
私が机の上で何かやっているのを見て、
小さいころから机で絵を描いたり、
字の練習をしたりしていました。

 

 

小学生になってからもそれは続いて、
宿題や復習をやるようになっていきました。
中学生になってからも、ダイニングテーブルで、
テスト勉強をしています。

 

 

夕飯の後の勉強の習慣が成立しているので、
私から勉強を強要したことはありません。
せっかく買った子ども部屋の勉強机が
あまり役立っていないのは残念ですが(笑)

 

 

家で勉強しないことを嘆く前に、
一緒に子どもと勉強を始めてみませんか?

 

 

>>勉強をしない子どもには?に戻る

 

こちらもよく読まれているページです

小学生から塾は必要?
学校の勉強についていくために塾に入る。中学校で困らないように塾に入る。確かに塾に入り勉強時間を増やせば、多少は勉強ができるようになるでしょう。しかし、部活や宿題で本当に忙しくなる中学生になってからも、その方法をとり続けることができるでしょうか?そもそもあなたのお子さんは、勉強に対して危機感をもって、前向きに塾に行くことを捉えているのでしょうか?今回は塾に入るタイミングと、入る場合の準備について書いていきます。
正しい姿勢で集中力と学力アップ!
私は鉛筆を正しく持てているかどうかを、その子が字を書いている姿を見れば、すぐに分かることができます。鉛筆を正しく持っている子どもは、姿勢の良い子が多く、鉛筆の持ち方が間違っている子どもは、姿勢が悪い子が多いからです。また、姿勢が良い子の方が、集中力が高く、姿勢が割る子の方が、集中力が低くなりがちです。今回は子どもの集中力を上げるために、まずは鉛筆の持ち方から考える。そんな話を書いていきたいと思います。
学校の復習は家族の会話から!
小学校の勉強というのは、大人になってからも使うような、知識の基本となるものだと私は思います。小学校の勉強で予習というのは、私は必要ないと考えています。しかし、知識を定着させるためにも、 復習は絶対に必要です。復習でまず最初に思いつくものは、宿題を行うことだと思います。ただ、宿題はその日の勉強内容ではない場合もありますし、あくまで一部であり学習内容全てではありません。復習というのは何も机に座ってノートと鉛筆を使って、 勉強をすることだけではありません。子ども自身が学習内容を思い出しながら、親に伝えるだけでも十分なのです。
子どもの字が汚くて雑?丁寧と同じくらいスピードは大切!
自分の子どもの字が汚い。全然上手に書いてくれない。そんな悩みを持つ親御さんも多いでしょう。恥ずかしながら、我が家の息子も、お世辞にも上手とは言えない字を書いていました。担任しているクラスの子の中にも、ぐちゃぐちゃな字を書いてしまう。そんな子どもが必ずいます。しかし、字が汚いことと、字が雑なことを、一緒にしている方が多いと感じます。そして、雑だけど早いスピードで字が書けるというのは、考え方によっては良いことなのです。
結果よりも過程を評価する!子どもの成長を認める言葉がけ!
勉強や運動、授業態度やノートの字色々なことが結果として子ども出てきます。よく結果が全て。過程なんて意味が無い。そんな言葉を聞くことがあります。しかし私はそうは思いません。そもそも結果というのは何を指しているのでしょうか。算数のテストの点数?逆上がりができること?運動会の徒競走での順位?小学校時代のそんなもので、その子の将来が決まるわけではありません。

サイトTOP