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小学生の国語の勉強方法B日記を書くクセをつけよう!

 

 

日本の言葉日本語。
識字率が99%以上の日本では、
字が全く読めない国民は、
ほとんどいないと言っていいでしょう。

 

 

しかし、日本語を書く方になるとどうでしょう。
大人でも文章を書くのが苦手な人や、
そもそも伝わる文章を書けない人もいるでしょう。

 

 

国語の勉強をするのは、
最終的には日本語の文章を、
困らない程度に書けることが必要です。

 

 

そのための素地はどこで学ぶのか。
それは小学校の間でしょう。

 

 

きちんとした文章が書ける人は、
文章を読んだり理解したりすることが、
できるようになります。

 

 

今回は、文章を書く力を伸ばすために、
日記が大切という話をしていきます。

 

 

文章力を伸ばすのは難しい?

 

 

 

 

文章を書く力というのは、
読む力以上に育てるのが難しいです。

 

 

世界的なオーケストラ指揮者の中に、
歌が音痴な人がいるのと同じように、
読解力を伸ばすだけでは、
文章力というのは身に付きません。

 

 

学習というのはインプットとアウトプット
成り立っていると私は考えています。
学習した内容を、出力する機会が無いと、
本当の意味では身につかないからです。

 

 

文章を読むことがインプットだとすると、
文章を書くことがアウトプットになります。

 

 

国語の勉強では、
インプットが教科書などを読むこと、
アウトプットが作文と考えられます。

 

 

「今日は遠足の思い出を作文で書いてもらいます」
こんな風に言うと、クラスの多くの子どもは、
嫌がってしまいます。

 

 

今日は運動会だった。最初はラジオ体操をした。
その後徒競走だった。僕は2番だった。
最後は白組の勝ちになった。
とても楽しかった。

 

 

何も指導しないと、高学年だったとしても、
こんな作文を書いてくる子が、
クラスの三分の一くらいいます。

 

 

私も授業の中で型を与えたりして、
文章力を伸ばそうと取り組むのですが、
授業の中だけでは中々文章が上達しません。

 

 

しかし、あることを続けることで、
私のクラスの子は文章力が伸びるのです。

 

 

文章力は質より量で変わる?

 

 

私が担任したクラスの子ども達は、
毎日日記を帰りの会で書いています。

 

 

毎日原稿用紙半分書きますので、
1年が終わるころには、100枚くらいの、
すごい量になっていきます。

 

 

特にチェックをして誤字脱字は見ません。
とにかく毎日文章を書かせることが、
大切だと考えているからです。

 

 

その中で良い文章表現を紹介したり、
書き方の指定をしたりしながら、
少しずつ文章力をつけていきます。

 

 

日記を継続して書かせて、
たくさんの文章を書くことで、
文章は確実に変わっていきます。

 

 

何より作文を書くことへの抵抗が、
ほとんどなくなっていきます。

 

 

さらに日記を読み返して、3ヶ月前の自分を、
客観的に振り返ることができるので、
子ども達も2ヶ月を過ぎるころには、
日記を書くことが楽しくなってきます。

 

 

残念ながら担任をしている1年間で、
日記を書くのは終わってしまいますが、
その後も日記を続けてくれる子が、
毎年数人いるのがありがたいです。

 

 

家で毎日日記を書かせてみましょう!

 

 

私のように、学校でこういった取り組みを、
やっているのなら、任せればいいのですが、
そういった担任はあまりいないでしょう。

 

 

そこで、家で日記を書くクセをつけることを、
私はすすめたいと思います。

 

 

私も主人も、学生のころから日記をつけていて、
夜に5分ほど日記を書いてから、
寝室に行くようにしています。

 

 

子ども達は小さなころからそれを見ているので、
字が書けるようになったころには、
一緒に机で日記を書くようになりました。

 

 

初めのころは絵日記を書いていて、
文章はほとんどありませんでしたが、
小学校の2年生になるころには、
しっかりとした文章を書いていました。

 

 

そのおかげかどうかは分かりませんが、
夏休みの読書感想文などで、
学校から表彰してもらうこともありました。

 

 

また、国語の時間で物語の感想なども、
いつも一番に書き終わって、
先生に褒めてもらっていたようです。

 

 

文章を書くことが苦手ではないので、
手紙を書いて彼氏や彼女に渡したことも、
何度かあったそうです(笑)

 

 

家で日記を毎日書くことは、
必ず文章力を伸ばすことになります。

 

 

家庭での日記の始め方

 

 

しかし、いきなり子どもに、
「今日から毎日日記を書きなさい!」
といっても、それは難しいでしょう。

 

 

子どもに日記を書かせたいのなら、
大人である親も、日記を始めて、
毎日一緒に書いてあげることが大切です。

 

 

時間は5分くらいで簡単なものでかまいません。
交換日記のようにしてあげてもいいでしょう。

 

 

大切なのは、毎日日記(作文)を書くクセを、
しっかりとつけさせることです。

 

 

また、誤字脱字があったとしても、
あまり言わない方が良いと思います。
特に始めたばかりのころは、
日記を書いているだけでも良しとしてください。

 

 

日記を書くのが軌道に乗ってから、
少しずつ注意するくらいがいいと思います。
日記を書いている時に毎日注意されていては、
子どもも嫌になってしまいますからね。

 

 

日記を上手に書かせるコツ

 

 

文章力の向上のために日記を書かせるので、
せっかくならば、色々な文章表現を使わせて、
子どもの日記をより良いものにしたい。
そう思われると思います。

 

 

私も日記で子どもの文章力を上げるために、
色々な方法で取り組みました。

 

 

私が授業や自分の子どもに話した、
文章表現のテクニックを、
いくつか紹介します。

 

「○○○」のようにセリフで始める。

 

 

今日は最高の一日になった。
のように、結論から書き始める。

 

 

はじめに・次に・終わりに
のように、論文形式で書く。

 

 

「男だ!僕は」のような倒置法
「鳥が歌っている」のような擬人法
など、文法的な技術を文章に入れる。

 

 

しかし、あまりに押し付けになってしまうと、
子どもも嫌になってしまいますので、
今日は○○で日記を書いてみない?
というように、提案するくらいにしましょう。

 

 

日記を続けて書いてもらわないと意味が無いので、
声かけには注意しましょう。

 

 

最後に

 

 

 

最近はツイッターやインスタなどの普及で、
少しの文字量や写真で日記代わりになる。
そんなSNSが主流になっています。

 

 

時代の流れがありますので、
これはこれで良いと思います。

 

 

ただ、文章を全く書かなかった結果、
文章が書けない中高生、もっと言えば、
大人が増えているために、こういったSNSが、
流行っているとも考えられます。

 

 

日本人として生きていくことを考えると、
文章表現が苦手、できないままでは、
将来的にも困ることになるでしょう。

 

 

文章力を伸ばすには、
時間的な余裕がある
小学校時代が、最適だと私は考えています。

 

 

ぜひ日記を使って、子どもの文章力を、
上げていきましょう。

 

 

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