現役小学校教師が語る幸せな子育て法!小学生の勉強法伝授!

小学生の国語の勉強方法@まずは家庭での音読を徹底的に!

 

 

国語、つまり日本語の勉強。
教科の中で一番勉強の仕方が分からなく、
これをやれば国語の勉強はバッチリ!
そういったものは存在しません。

 

 

しかし、国語の勉強ができない子は、
算数の文章題も苦手です。
社会や理科の問題の読み取りが苦手です。

 

 

国語という教科は、
全ての教科に通じるといっても過言ではありません。

 

 

そんな国語の能力を上げるためには、
音読がまず大切です。

 

 

今回は音読の大切さ、
国語の勉強ができるようになるポイントを
紹介していきます。

 

 

なぜ音読が大切なのか?

 

 

小さな子どもは、本を読むときに、
大きな声で文章を読む音読を必ずします。
それが成長するにつれて、
黙って読む黙読に変わっていきます。

 

 

毎日本を静かに読んでいる子どもを見て、
「うちの子は本が好きなのに国語が苦手なんです」
そんな話を懇談会で聞くことがあります。

 

 

私の経験上、本をたくさん読む子どもは、
国語の能力は必ず高くなっていきます。

 

 

>>本をたくさん読んで国語力アップに進む

 

 

にもかかわらず、国語ができないというのは、
原因は一つしかありません。

 

 

正しく内容を読む力が無いということです。

 

 

日本語は多少の助詞を間違えて読んでいても、
何となく内容が分かるようになっています。

 

 

例えばある本のセリフの中で
早起きしたけれ、夜更かしをするな
と叱った先生の言葉を、
早起きしたけれ、夜更かしをするな
と読んでいたとしましょう。

 

 

このセリフ自体が本のストーリーに、
ほとんど関係しないとするならば、
そのまま流してしまうことも可能でしょう。

 

 

しかし、国語のテストの中に、
必要のない文章というのは存在しません。
算数の文章題にいたっては、
助詞の間違いがそのまま失点につながります。

 

 

文章を正確に読むことができれば、
その内容を頭に入れていく力は、
量を読むことで自然とついていきます。

 

 

ではこの文章を正確に読めているかは、
何で確認するのかというと、
音読しかないのです。

 

 

音読の宿題は親が一番手をかけてあげよう!

 

 

音読の宿題というのは、出されることが多いでしょう。
特に低学年のうちは、毎日のように出ることもあります。

 

 

これは学校の中で、教師が見られないため、
宿題として親にお願いしているものです。

 

 

クラスに30人子どもがいたとして、
1人5分音読を見ようとしたとすると、
150分かかります。

 

 

正直、毎日の授業の中で、
この時間を一人一人に保証することはできません。

 

 

国語の宿題で音読が出た時に、
子どもが読んでいるのを聞き流している。
時間が無いので読んだことにして判だけ押している。
そういった保護者の方もいると思います。

 

 

しかし、これは最もやってはいけないことです。

 

 

小学校時代、もっと言えばそれから先の国語力は、
この音読を家でしっかりやるかどうかで決まる。
そういっても過言ではないと思います。

 

 

算数や理科・社会についてはテストの結果を見れば、
親も何が分かっていないのかが分かるでしょう。

 

 

しかし、国語のテストがなぜ悪いのか、
なぜ子どもがそれを理解できないのか、
これはテストの結果を見ても分からないのです。

 

 

なぜなら、国語の読解力というのは、
数回の授業や、数回の宿題でつくものではないからです。
毎日の音読をはじめとした読書、これをしっかりやることで、
漢方薬のようにじわじわ効いてくるのです。

 

 

音読をしっかりやるというのは、
ちょっとしたミスも見過ごさない。
それくらいの気持ちが必要です。

 

 

「私」なのか「私」なのか
「誰」なのか「誰かの」なのか
そういった一文字にこだわることで、
子どもは正確に読む大切さを知ります。

 

 

文章を正確に読む力を、
音読を通してしっかりと付けてあげましょう。

 

国語の文章を覚えてしまう?

 

 

私は音読の宿題をたくさん出しますし、
保護者にも学級通信でお願いをしています。
これは高学年でも変わりません。
それくらい音読を大切にしています。

 

 

多い時には一日に10回読むことを指示するので、
子ども達は、国語の一つの題材を、
100回以上読むこともあります。

 

 

勉強が苦手なA君がある日、
「先生、俺今の国語の話覚えたよ!」
そんな風に言ってきたことがありました。

 

 

私も周りの子も冗談だと笑いました。
しかし、試しにA君にやらせてみると、
多少つっかえる部分はありましたが、
最後まで暗記していたのです。

 

 

これには本当に驚きました。
さらにA君はその内容の時のテストで、
見事100点をとったのです。

 

 

A君以外の子についても調査してみると、
クラスの大半の子が文章を覚えていたのです。
教科書のページ数でいうと8ページある内容なので、
決して短い文章ではありません。

 

 

暗記しても意味がないと思われるかもしれません。
しかし、教科書の文章表現などが、
子ども達の中に染み込んでいくことで、
確実に国語の力はつくのです。

 

 

現に、私のクラスの子ども達は、
3学期になるころに、国語のテストで、
満点の子が9割を占めるようになります。

 

 

きちんとした音読を続けるというのは、
それだけ力を秘めているのです。

 

 

最後に

 

 

 

音読の宿題というのは、
親にとっては時間も取られますし、
家事の片手間に聞くことも多いでしょう。

 

 

保護者の方に負担を強いてしまい、
申し訳なく思っていますが、
子どもの読解力を伸ばすためには、
音読を家でやってもらうことは必須です。

 

 

みなさんの担任の先生が音読の大切さを、
どれだけ子どもや保護者に伝えているかは、
分かりませんが、音読は、数ある宿題中でも、
一番大切といっても過言ではありません。

 

 

5回音読をするのだとしたら、
最初の一回だけでも構わないので、
必ず子どもと教科書を一緒に見ながら、
音読をしてあげてください。

 

 

毎日丁寧に続けた結果、
ある日急に子どもに国語力がついたと感じると思います。

 

 

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