結果よりも過程を評価する!子どもの成長を認める言葉がけ!

結果よりも過程を評価する!子どもの成長を認める言葉がけ!

 

勉強や運動、授業態度やノートの字
色々なことが結果として子ども出てきます。

 

 

よく結果が全て。過程なんて意味が無い。

 

 

そんな言葉を聞くことがあります。
しかし私はそうは思いません。
そもそも結果というのは何を指しているのでしょうか。

 

 

算数のテストの点数?
逆上がりができること?
運動会の徒競走での順位?

 

 

小学校時代のそんなもので、
その子の将来が決まるわけではありません。

 

 

今回は結果ではなく過程に目を向けて、
子どもを評価する大切さを書いていきます。

 

 

結果というのは結局比較です

 

 

世の中で言われている結果というのは、
ほとんどの場合が他人との比較です。

 

 

例えばテストの点数が50点だった子どもに、
「こんなひどい点数をとるなんてありえない!」
と言いたい気持ちになることがあるでしょう。

 

 

しかしよく考えてみて下さい。
50点がひどい点数と思うのは、
なぜなのでしょうか。

 

 

90点が良い点数で50点が悪い点数。
それは周りの子と比較して言っているだけなのです。

 

 

先ほどの50点という点数も、
50点だったけどクラスの中で1番だった。
そう聞くと、きっと印象が変わるはずです。

 

 

仕事での営業成績が優秀、ということも、
「周りと比べて」という言葉が入ります。

 

 

あの担任の先生はダメな先生だ、ということも
「前の先生と比べて」「他の先生と比べて」
という言葉が必ず入るでしょう。

 

 

人間は周りの人間をコントロールすることは、
絶対にできません。
できるのは自分をコントロールすることだけです。
つまり結果は無理でも過程は自分で何とかできるのです。

 

 

結果だけを評価するということは、
周りの中にいる我が子しか評価していないことになります。

 

 

過程を評価する方が大切

 

 

先ほど結果はコントロールできないけれど、
過程はコントロールできるという話をしました。

 

 

例えば作文で賞をもらったことを褒めた場合、
子どもは確かにうれしいと思います。
しかし、賞をもらうということは、
子どもが再現可能なものではありません。

 

 

逆に1週間で本を10冊読んだことを褒めた場合、
子どもはまた褒めてもらえるように、
次の週も10冊読むことができます。

 

 

水泳の大会で1位になったことを褒めた場合、
子どもはもう一度1位をとろうと思います。
しかしもっと早い子が現れて、
1位をとることが不可能な場合もあるでしょう。

 

 

しかし、水泳の大会に向けて毎日市民プールで、
1時間練習をしていたことを評価すれば、
子どもは一生懸命練習するでしょう。

 

 

結果だけを褒めた場合、大した努力もせずに、
その結果を出した子どもはどう感じるでしょうか。
別に頑張らなくても結果が出たのだから、
頑張る必要はないのだな。

 

 

そんなわけは無いと思うかもしれませんが、
知らず知らずのうちに子どもはまわりから、
結果の評価だけを受け続けていきます。
そして過程への意識が減っていくのです。

 

 

世の中に出ていけば嫌でも結果だけで、
評価される世界に入っていくでしょう

 

 

子どものころに過程を親から評価された子は、
結果につながる過程を大切に考えられます。
それはとても大切なことなのです。

 

 

結果だけを意識する子の考え方

 

 

世の中に出た時に、努力をしても結果が出ない。
そんなことは当たり前のように起きます。
そうなると人はどのような考え方になるでしょうか。

 

 

結果が出ないというのは傷つくことです。
当然心が傷つかないように、
評価をしない周りを攻めたり、
頑張ることをあきらめたりするようになります。

 

 

頑張って、頑張って、結果が出ない。
そんな傷つき方をしたくないから、
まあこれくらいしかやってないから、
結果が出ないのも当然だな。

 

 

そんな風に勝手にあきらめるようになります。
あいつは贔屓されているから成績がいいだけだ。
そんな風に周りに責任をなすりつけるようになります。

 

 

過程の大切さを分かっているならば、
結果に対して過程を振り返るようになります。
次はこういう風に頑張ってみよう。
今回はこの部分が足りなかったな。

 

 

そんな風に前向きに考えられます。

 

 

子ども達には、結果だけに目を向けず、
それまでの過程を大切にする。
そんな大人になって、
ずっと成長できる人生を送ってほしいと思っています。

 

 

最後に

 

 

教師という仕事は結果が必要ない。
そんな風に言われることがありますが、
教師であっても結果を評価される場面は、
当然あります。

 

 

1年間終えた時に子どもがどれだけ成長したか。
子どもが先生のことを好きかどうか。
保護者と信頼関係が築けたかどうか。

 

 

確かに目には見えませんが、
そういった結果の積み重ねが、
保護者や子どもからの評価に直結していきます。

 

 

4月の担任発表の時の子どもの反応、
そして保護者からの反応。
鈍感な人間でない限り、
結果を感じることになるでしょう。

 

 

しかし、その結果というのは私には、
どうやってもコントロールすることできません。
一個一個の過程に対して、
一生懸命取り組んだ結果なのですから。

 

 

過程を大切にして取り組むことの大切さを、
仕事を始めて改めて私は感じています。

 

 

みなさんのお子さんも結果だけでなく、
過程を大切にできる子どもに育ててみませんか?

 

 

>>勉強をしない子どもには?に戻る

こちらもよく読まれているページです

小学生から塾は必要?
学校の勉強についていくために塾に入る。中学校で困らないように塾に入る。確かに塾に入り勉強時間を増やせば、多少は勉強ができるようになるでしょう。しかし、部活や宿題で本当に忙しくなる中学生になってからも、その方法をとり続けることができるでしょうか?そもそもあなたのお子さんは、勉強に対して危機感をもって、前向きに塾に行くことを捉えているのでしょうか?今回は塾に入るタイミングと、入る場合の準備について書いていきます。
勉強する習慣は親の協力が必要!
家に帰ったら手洗いうがいをする。夜寝る前にお風呂に入って歯を磨く。朝起きたら顔を洗ってトイレに行く。みなさんも思い出してみると、色々な習慣によって生活が成り立っていることに、気が付くと思います。その習慣の中に、「勉強をする」というものを組み込むことができてしまえば、後は子どもが勝手にやるようになります。今回は家庭での勉強を習慣化する方法と、親の協力の大切さについて書いていきます。
正しい姿勢で集中力と学力アップ!
私は鉛筆を正しく持てているかどうかを、その子が字を書いている姿を見れば、すぐに分かることができます。鉛筆を正しく持っている子どもは、姿勢の良い子が多く、鉛筆の持ち方が間違っている子どもは、姿勢が悪い子が多いからです。また、姿勢が良い子の方が、集中力が高く、姿勢が割る子の方が、集中力が低くなりがちです。今回は子どもの集中力を上げるために、まずは鉛筆の持ち方から考える。そんな話を書いていきたいと思います。
学校の復習は家族の会話から!
小学校の勉強というのは、大人になってからも使うような、知識の基本となるものだと私は思います。小学校の勉強で予習というのは、私は必要ないと考えています。しかし、知識を定着させるためにも、 復習は絶対に必要です。復習でまず最初に思いつくものは、宿題を行うことだと思います。ただ、宿題はその日の勉強内容ではない場合もありますし、あくまで一部であり学習内容全てではありません。復習というのは何も机に座ってノートと鉛筆を使って、 勉強をすることだけではありません。子ども自身が学習内容を思い出しながら、親に伝えるだけでも十分なのです。
子どもの字が汚くて雑?丁寧と同じくらいスピードは大切!
自分の子どもの字が汚い。全然上手に書いてくれない。そんな悩みを持つ親御さんも多いでしょう。恥ずかしながら、我が家の息子も、お世辞にも上手とは言えない字を書いていました。担任しているクラスの子の中にも、ぐちゃぐちゃな字を書いてしまう。そんな子どもが必ずいます。しかし、字が汚いことと、字が雑なことを、一緒にしている方が多いと感じます。そして、雑だけど早いスピードで字が書けるというのは、考え方によっては良いことなのです。

サイトTOP