子どもの字が汚くて雑?丁寧と同じくらいスピードは大切!

子どもの字が汚くて雑?丁寧と同じくらいスピードは大切!

 

自分の子どもの字が汚い。
全然上手に書いてくれない。

 

 

そんな悩みを持つ親御さんも多いでしょう。
恥ずかしながら、我が家の息子も、
お世辞にも上手とは言えない字を書いていました。

 

 

担任しているクラスの子の中にも、
ぐちゃぐちゃな字を書いてしまう。
そんな子どもが必ずいます。

 

 

しかし、字が汚いことと、字が雑なことを、
一緒にしている方が多いと感じます。

 

 

そして、雑だけど早いスピードで字が書けるというのは、
考え方によっては良いことなのです。

 

 

今回は字の汚い子どもについて、
考えていきたいと思います。

 

 

子どもの字が雑になる!?

 

 

自分のお子さんの字が汚い。
そう思う保護者の方、
まずは汚いと雑を分けて考えましょう。

 

 

人間誰しも急いで書いた字というのは、
どうしても字体が崩れてしまいます。

 

 

男の子は特にそうなのですが、
自分が書きたいことが頭に浮かんできて、
それをメモするという感覚で書いた結果、
字が雑になってしまうことが多いです。

 

 

こういった脳の動きは、賢い子に、
よく見られる脳の動きです。

 

 

例えば塾講師で有名な林先生。
テレビなどで字を書くシーンを見ますが、
間違いなくこのような書き方になっています。

 

 

自分の考えや書くことが次々に出てきて、
それをどんどんと書いていく中で、
どうしても一つ一つの字に書ける時間が、
短くなってしまうのです。

 

 

そういった子も、ゆっくりと時間をかけて書いた字は、
上手ではないかもしれませんが、
丁寧な字になると思います。

 

 

まずはお子さんが字を書くところを見て下さい。
ゆっくりと丁寧に書いているのにもかかわらず、
字が本当に汚い子どもというのは、
実は少ないというのが私の実感です。

 

 

字を書くスピードは大切!?

 

 

さて、雑な字と汚い字の違いを認識できたところで、
書くスピードの大切さについて書いていきます。

 

 

私は職業柄、他人に字を見られることが多いです。
というか、授業がそもそも字を書くものですので、
他人に字を見られるのが大前提の職業です。

 

 

しかしよく考えてみて下さい。
多くの仕事は、他人に字を見られることが、
ほとんど無いと言っていいでしょう。

 

 

自分が後で見る字を丁寧に書いてもいいですが、
どうしても書くのに時間がかかってしまいます。
キレイな字を書く力が求められる仕事というのは、
あまり思いつきません。

 

 

それよりも相手が話しているのに合わせて、
スピーディーにメモを取る。そういった力の方が、
将来的には役立つことが多いでしょう。

 

 

私は字を書くスピードを上げるために、
わざと早く雑に書かせることがあります。
私がしゃべっている内容をそのまま作文用紙に書く。
そういったトレーニングです。

 

 

これをやると、普段字が丁寧で上手な子が、
半分も内容を書けていないという事態が起こります。

 

 

自分の子どもの字が雑で心配なのも分かりますが、
書くスピードを意識した時には、
意外とその力が役に立ったりすることもあります。

 

 

お子さんのノートの字が汚くて気になるのは分かります。
しかしなんでもかんでもキレイに書きなさい。
丁寧に書きなさいというものでは無いと私は思います。

 

 

スピードを重視する場面と、丁寧さを求める場面。
その場面を意識してお子さんに声をかけましょう。

 

 

丁寧に書かないといけない場面を限定する。

 

 

私が子ども達に指導する時には、
丁寧に字を書かないといけない場面というのを、
必ず限定するようにしています。

 

 

まずは国語で漢字の練習をする場面。
ここを雑にやってしまうと、
そもそも正しい字の形を理解できないまま、
進んでいってしまう可能性があります。

 

 

漢字練習をする時には、
いつもの5倍の時間をかけて字を書きなさい。
そのような指導をするようにしています。

 

 

もう一つはテストの解答用紙に書く字です。

 

 

子どもが他人に字を見てもらって、
その字を含めて評価してもらうのは、
テストの解答用紙が一番多いでしょう。

 

 

カタカナのスがヌに見えてしまったり、
テがラに見えるというのは、
私は絶対に許さないようにしています。

 

 

そんなものは分かるからいいではないかと、
思われる方もいらっしゃいますが、
この先どんな人が採点をするか分かりません。

 

 

大切な場面で彼らが失敗をしないように、
テストの解答用紙に書く字は、
特別なものだと認識させることが、
私は大切だと感じています。

 

 

最後に

 

 

私の息子が字を雑に書いていた時に、
担任の先生から懇談の中で注意された。
そんな経験が私にもありました。

 

 

私は息子が場面を分けて書き分けていたので、
あまり気になりませんでしたが、
普通、親としては心配になるでしょう。

 

 

しかし、私の経験上本当に賢い子の多くは、
字が雑な場合が多いと思います。

 

 

字が雑なことを、
単純に悪いことだととらえるのではなく、
丁寧に字を書く場面というのを伝えた上で、
話をしていくことが大切なのではないでしょうか。

 

 

字が雑な代わりに、その子には、
書くスピードという武器が育っている場合を考えて、
子どもと向き合うことが大切です。

 

 

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