現役小学校教師が語る幸せな子育て法!小学生の勉強法伝授!

早寝早起きは一番大事な家庭教育!元気で健康な子どもに!

 

 

朝学校に行き、教室に入ると、
子どもたちがとても眠そうにしている、
そんなことがよくあります。

 

 

最近の小学生は忙しいです。
夜遅くまで行われる習い事、
家に帰ってから塾の宿題、
寝る時間は自然と遅くなります。

 

 

さらに言えば、
24時間営業のコンビニエンスストア
22時から始まる、面白いテレビ番組
いつでも見られるYoutube

 

 

そういったものが出てきたことによって、
世の中全体が、夜型の生活に移行している
そんな風に感じます。

 

 

私の子どものころは・・・。
そんな風に言うのはナンセンスかもしれませんが、
しっかりとした睡眠をとっておらず、
学校で眠そうにしているのは、
とても良いことだとは思えません。

 

 

私は早寝早起きに関して言えば、
親の協力なしでは絶対できませんし、
親が絶対にやらなければならないこと
そんな風に感じています。

 

 

今回は、親ができる一番のしつけといってもいい、
早寝早起きについて書いていきます。

 

 

早寝早起きが大切な理由は何?

 

 

夜にしっかりと寝ることが大切。
朝早くに起きることは良いこと。
そんなことは誰もが知っています。

 

 

しかし、なぜ早寝早起きが大切なのか?
私は以下の2つが大きいと思います。

 

 

1 体の正しい成長を促すため

 

2 大人になった時に困らない身体にするため

 

 

では順番に見ていきましょう。

 

 

体の正しい成長を促すため

 

 

 

 

睡眠のゴールデンタイムと言われる、
22時から2時までの時間。
この時に成長ホルモンなどの、
身体をつくるホルモンが出てきます。

 

 

これは人間が何十万年という間に、
朝起きて夜寝る生活をしていたことで、
遺伝子レベルで行われているものであり、
本人がどうこうしても変わらないものです。

 

 

ここで勘違いしないでほしいのが、
22時から2時の間に寝ればいいんでしょ。
と考えてしまうことです。

 

 

しかし、22時までに
深い眠りにつくことが必要ですので、
できれば21時30分には、
床に就いているべきなのです。

 

 

寝ている間に身体は成長を始めます。
そして身体が成長によりゆがむのを防ぐため、
寝返りを打って身体を整えるのです。

 

 

小さいころに寝相が悪い子が多いのも、
成長中によって寝返りをたくさん打つからなのです。

 

 

寝なくても、確かに体は成長をしますし、
背は高くなるかもしれません。

 

 

しかし、睡眠中のように、
身体のゆがみをとりながら、
成長していくことはできなくなってきます。

 

 

>>小学生の体の歪みに進む

 

 

良いバランスで成長するためには、
やはり睡眠をとることが大切になってきます。

 

 

大人になった時に困らない身体にするため

 

 

私は朝が弱いんです。
私寝起きが悪いのよね。
そういう大人の方はいらっしゃいます。

 

 

低血圧をはじめとした、体調の問題もありますが、
朝早く起きるのが苦手という方が、
多いと思います。

 

 

恥ずかしながら、私自身も、
朝早起きするのがとても苦手でした。
逆に夜はいつまでも起きていられる人間でした。

 

 

夜早く寝て朝早く起きるというのは、
その人の生活リズムです。
この生活リズムはいつ、つくられるかというと、
成人するまでの生活だと考えられています。

 

 

小学生・中学生・高校生と成長すると、
夜遅くまで起きる機会が増えてくるでしょう。
そして夜遅くまで起きていると、
朝起きるのが苦痛になってしまいます。

 

 

朝起きるのが苦痛という経験を続けると、
人間は朝早く起きるのが嫌いになります。

 

 

朝いつも眠い状態なのに、
無理やり起こされるという経験が、
早起きの苦手な人間をつくるそうです。

 

 

小学生時代から朝いつも眠い状態で、
無理やり起きて学校に行き、
眠い状態で一日を過ごす。

 

 

そんな経験を週に何回もしてしまったら、
大人になってからも
朝起きるのが、嫌いな人間
になってしまうでしょう。

 

 

不登校や引きこもりになる子どもも、
生活リズムが崩れていることが多いです。

 

 

子どもの将来を考えるのならば、
夜遅くまで習い事をすることよりも、
早く寝て朝早くスッキリと起きる生活を、
しっかり続けることが必要でしょう。

 

 

早寝早起きになるためには?

 

 

すでに子どもの生活リズムが、夜寝るのが遅く、
朝がつらい状態になっている
そんな人もいるでしょう。

 

 

早寝早起きの生活リズムに戻すには、
まず何を直せばいいのか?
それは、とにかく朝早く起こすことです。

 

 

最初はつらいかもしれませんが、
朝早く起きて1日生活すると、
自然と夜眠くなります。
その結果早く寝るようになります。

 

 

日が出ている時間帯に、
どれだけ日光を浴びたかというのも、
生活リズムを整えるためには、
大切なことだそうです。

 

 

現在生活リズムが崩れている人は、
まずは1日、早起きをして、
日光をしっかり浴びて生活する。
これでかなりリセットできるでしょう。

 

 

そして、その生活を維持するためには、
朝起きる時間を常に一定にします。
ここは親ががんばらないといけません。

 

 

たとえ休日だったとしても、
ゆっくり寝かせてあげるというのは、
子どもにとっては逆効果です。

 

 

朝早く起きるということに関しては、
かなりシビアに考えましょう。
なぜなら親がしてあげられる、
最大のしつけなのですから。

 

 

最後に

 

 

 

病気になって病院に入院すると、
多くの人が健康に戻ります。

 

 

病院の生活の中で健康になるのは、
正しい食事、規則正しい生活。
これが徹底されているからです。

 

 

逆に言えば多くの人が、
それができておらず、結果的に、
体を悪くしてしまうのでしょう。

 

 

子どもの健康、そして将来のためにも、
早寝早起きは徹底してあげましょう。

 

 

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