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小学生の国語の勉強方法A漢字を身近にして友達になろう!

 

 

国語の授業をやっていると、
子どもが一番苦手にするものの中に、
漢字があります。

 

 

日本の文化であり、大切な漢字。
これが読めない書けないようでは、
将来的にも困ることになります。

 

 

しかし、いざ勉強をしようとしても、
どうやって勉強すればよいのか分からず、
似たような漢字が出てきたりして、
やる気をなくしてしまうこともあるでしょう。

 

 

また、漢字の練習は、何度も書いたり、
読み方や送り仮名を知ったり、
正直地味な勉強で、特に男の子は、
嫌いになりやすい分野です。

 

 

しかし漢字の読み書きができないことには、
国語の勉強は進まないでしょう。
できれば楽しく勉強して、
身についてくれればうれしいですよね。

 

 

今回は苦手な子も多い漢字について、
勉強のポイントを紹介します。

 

 

まずは読めるだけでもいい?

 

 

自分の子どもが、漢字が苦手な時に、
「ちゃんと書けるまで書きなさい!」
そんな風にやってしまうと、
子どもはますます漢字が嫌いになります。

 

 

漢字を書けるようになるのが一番嬉しいですが、
漢字が苦手な子どもでも、読むことについては、
それなりにできる場合が多いです。

 

 

まず漢字の読み方をしっかりとマスターすれば、
漢字の形は何となく頭に入ります。

 

 

では漢字の読み方をマスターするにはどうすれば良いか。
これは、教科書の音読が一番でしょう。

 

 

>>音読の大切さに進む

 

 

ここでつかえずに、すらすらと漢字が読めれば、
第一段階としてはクリアです。
文章の中にある漢字として認識できれば、
送り仮名も自然と頭に入ってきます。

 

 

現在はパソコンやスマホが普及していますので、
何となくの漢字の形と使い方さえ分かれば、
困ることはないでしょう。

 

 

実際大人の中にも、書くのは苦手だけれど、
パソコンを使うので不自由していない。
そんな人も多いそうです。

 

 

いきなり書くことを強制するのではなく、
まずは読むことを大切にしましょう。

 

 

漢字と友達になろう!

 

 

昔キャプテン翼のセリフの中で
「ボールは友達」
というセリフがありました。

 

 

ボールを怖がっていた子に対して、
恐がらなくてもいいよという意味で、
翼君が言ったセリフだったと思います。

 

 

漢字も同じで、友達になれれば
苦手意識を持たずに、やれるでしょう。
では、どうすれば友達になれるのか?

 

 

これは、漢字を使った遊びをするのが一番です。

 

 

例えば
5画の漢字を書けるだけ書きましょう。
さんずいの漢字を5つ書きましょう。
といったクイズをやるのも手です。

 

 

漢字がバラバラになったものを用意して、
これを組み合わせてできる漢字は?
といった問題を出してもいいでしょう。
例 「見」「木」「立」→「親」

 

 

今は漢字がクイズ形式になっている書籍も、
たくさん販売されています。
活用するのも良いでしょう。

 

 

また、漢字検定○級合格という目標を設定して、
親子でどちらが合格できるか勝負するのもいいでしょう。

 

 

とにかく漢字という存在を身近にすることで、
子どもは確実に漢字が好きになります。

 

 

今は携帯ゲーム機やスマホのアプリにも、
漢字の勉強ができるものがあります。
こういったものを使うのも、
漢字と友達になるための手段のひとつです。

 

漢字の練習は3STEP?

 

 

私が授業の中で行う方法ですが、
漢字の練習は3STEPで行うことで、
かなり定着が早くなります。

 

 

漢字ドリルなどが宿題で出た時に、
いきなり漢字ドリルに書き込むのは、
漢字を覚えるという点では、
あまりおすすめできません。

 

 

私がおススメするのは以下の3STEPです。

 

1空書き×3

 

2指書き×3

 

3書き込み

 

 

空書き

 

 

まず、習う漢字を空中に、大きく書きましょう。

 

 

小さい枠の中に漢字を何度か書いても、
脳への刺激としては弱くなります。

 

 

空中に腕を使って大きく書くことで、
脳は大きな刺激を受けることになります。

 

 

また、実際に書くわけではないので、
字の形をしっかりと頭に入れていないと、
書くことができません。

 

 

空書きがしっかりできるようになるというのは、
それだけ漢字の形が理解できているということなのです。
高学年になるとバカらしいと思う子も多いですが、
空書きは漢字の勉強法でもかなり有効です。

 

 

指書き

 

 

空書きが終わった後は、
机の上で指書きをしましょう。

 

 

先ほどよりも、指が動いた軌跡が、
イメージしやすくなりますし、
動きとしては小さくなるでしょう。

 

 

また、机と指が擦れあう感覚が、
脳に良い刺激を与えます。

 

 

漢字は目だけで認識しがちですが、
触感を加えることで、より定着しやすくなります。
この時に書き順を「イチ・ニイ」と言うと、
さらに聴覚も使うことになりますので、
より効果的になります。

 

 

実際に漢字ドリルに書き込む前段階として、
指書きはとても大切です。

 

 

書き込み

 

 

実際に書き込む段階の注意点は、
とにかく丁寧にやることです。

 

 

たとえば下書きをなぞる時などは、
「髪の毛一本ぶんもはみ出さないように」
という言葉がけを私はしています。

 

 

字を書くことについてはスピードも大切です。
しかし、漢字を覚える段階においては、
丁寧にゆっくりやるほうが、
正確に認識できると私は考えています。

 

 

雑に10回書くくらいなら、
丁寧に3回書いた方が、
確実に漢字を覚えられます。

 

 

最後に

 

 

私の勤める学校では、毎学期に、
漢字オリンピックと称して、
漢字の書き取りテストが行われます。

 

 

この書き取りテストは、
50問出題されて、45点が合格点です。

 

 

漢字が苦手な子にはかなり苦しいですが、
このテストに向けて一生懸命勉強して、
合格した時はとても良い笑顔を見せてくれます。

 

 

できないことができるようになった時に、
嬉しくない子どもはいないでしょう。

 

 

親子で協力して、楽しく勉強して、
親子ともども、漢字と友達になりましょう。

 

 

>>小学生の家庭勉強に戻る

 

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